縁起・概要・ご利益・パワースポット/伊勢神宮の創建者を祀る別宮の倭姫宮
伊勢神宮は複数の神社の総称で、その主たるものは内宮と外宮との二つになりますが、これ以外に14宮の別宮があり、その一つが内宮に所属する倭姫宮(やまとひめのみや)です。
倭姫宮の祭神は、垂仁天皇の第四皇女の倭姫です。
倭姫は、天照大神を祀る伊勢神宮の創建者とされる重要人物です。
ところが不思議なことに、明治以前に倭姫を祀る神社が存在していませんでした。
そこで、伊勢の住人の発起により国会に請願され、国家予算にて伊勢神宮の別宮として創建されることになりました。完成したのは大正12年です。
このように大正年間の創建であるため、古い縁起の物語があるわけでも古くからのご利益の伝承もあるわけではないのですが、伊勢神宮の創建者としての倭姫を祀るものであり、伊勢神宮の別宮の中でも特別な存在の神社です。
倭姫宮には神職が常駐する宿衛屋(しゅくえいや)があり、ここでお札やお守りの授与を行っています。
倭姫宮の一番の見所は古式に則った社殿の造りで、千木(ちぎ)と鰹木を持つ神明造りの様式を取り入れた萱葺の建物となっています。
社殿の周囲には瑞垣(みずがき)が配され、小規模とは言えども内宮を思わせる造りになっています。
正殿の横には空地がありますが、これは20年に一度の遷宮のためのものです。伊勢神宮は遷宮することで有名ですが、倭姫宮も遷宮するのです。
正殿は古式ゆかしいながらも若々しい状態を保っていて、すがすがしさを感じさせます。
神宮美術館や神宮 徴古館のある広大な森の中に、ひっそりと存在していました。
あまり訪れる方もいないようで、清々しく参拝出来ました。
境内の風情/伊勢神宮内宮別宮の倭姫宮
女子目線の御朱印参拝/
ウィキペディア
倭姫命(やまとひめのみこと。生薨年不明)は、記紀に伝える古墳時代以前の皇族。第11代垂仁天皇の第4皇女。母は皇后日葉酢媛命。天照大神を磯城の厳橿之本(笠縫神社、檜原神社比定)に神籬を立てて、(垂仁天皇25年3月丙申)伊勢の地に祀った(現伊勢神宮)皇女とされ、これが斎宮の直接の起源であるとも伝えられている。
出典:ウィキペディア
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