参拝の準備と作法

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参拝とは

 

参拝の仕方には、作法があります。

でも、学校では参拝の方法を教えてもらえません。

簡易な方法でかまわないと思いますが、最低限の参拝の作法は守りたいものです。

 

参拝とは、特に神社にお参りして拝むことですが、お寺さんに対してもいうそうです。

一部の宗派では礼拝というのでしょうか。

お地蔵さんには、お参りすると言うと思います。

カトリックでは、「行く」とか「礼拝に行く」と言うそうですね。

プロテスタントは、単に「集まる」と言うみたいです。

他の宗教も気になりますね。

日本は八百万の神にお守り戴いている地ですので、逆に神道以外の作法も尊重するべきだと思います。

参拝の準備

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当日持参した方が良いものをまとめました(私の場合ですが)

私は、御朱印帳、ハンカチ(手水舎で使います)、お賽銭(弁財天で事前に洗って清めた小銭を持ち歩いています)、ローソク(神社仏閣によっては、ローソクの持ち込みをいやがるところもあります。長すぎるものは避けた方が良いです。掃除が大変だそうです)、お線香(香りの気に入っているものを持ち歩いています)、ライター、それらを入れるポーチがあると便利です。

その他、事前にリサーチして独特の慣習などを頭に入れておきます。

見逃しがちな所に意外なパワースポットがあったりします。

神社参拝の作法

参道偏

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神社の入り口には、必ず鳥居がありますので、できれば「一の鳥居」から順に鳥居をくぐって、参拝されることをお薦めします。

鳥居や神門などは、その一つ一つが結界(けっかい)といって神の領域への境を示すものです。
ですから鳥居などを通る際には、入らせて頂くという謙譲の気持ちを表して会釈してから通ります。

ただ、鎌倉の鶴岡八幡宮などのように駅から参道に入ると中間になってしまうほど大きな神社領域も存在しますので、最低限駐車場などから直接入らないように心がければ良いと思います。

因みに私は、鳥居をくぐる派です。必ず戻ります。

尚、参道を進むときは参道の中央を進まないで下さい。参道の中央は「正中」といいまして、神様が通る道だからです。 お正月などやむを得ない状況を除き、考慮して下さい。

手水舎偏

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参拝をする前に、精進潔斎や禊をする代わりとして参道の脇にある手水舎(てみずや)という場所で、身を清めます。なお「手水」と書くと「ちょうず」と読みます。

  1. 右手で柄杓を取って、水を汲み、それをかけて左手を清めます。
  2. 左手に柄杓を持ちかえて、右手を清めます。
  3. 再び柄杓を右手に持ちかえて、左の手のひらに水を受け、その水を口にいれてすすぎます。
  4. すすぎ終わったら、水をもう一度左手にかけて清めます。
  5. 使った柄杓を立てて、柄の部分に水を伝わらせるようにして清め、柄杓を元の位置に戻します。

  ※当然ですが直接柄杓に口をつけないで下さい。

参拝

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まず、一揖します。

次に、鈴があれば力強く鳴らします。

晴々しい音を奉納して邪気を払い、神様に自分が来たことをこれで知らせるわけです。

お賽銭は、静かに入れましょう。
当たり前ですが、お金を投げつけられて喜ぶ人はいないと思います。
まして神様への供え物の代わりなのですから尚更です。

そして、二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝ともいいます)を行います。

  1. (二拝)祭神に向い、二回深くお辞儀をします。
  2. (二拍手)胸の前に手を持っていき、手を二回打ちます。
  3. (一拝)一回頭を下げます。
  4.  神前で願をかける。
  5.  さらに もう一度 一揖して下がります。

4の願をかける際、初めて参拝の折には必ずご自分の住所とお名前を申し述べましょう。

正式参拝

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昇殿して参拝される場合の玉串拝礼の手順です。

  1. 玉串の先を時計回りに90度回します。
  2. 左手を下げて元を持ち、祈念をこめます。
  3. 玉串をさらに時計回りに回します。
  4. 右手を離して、玉串の中程を下から支え、離した左手を右手下に添えます。
  5. やや進んで、榊の元を神前に向けて案上におきます。
  6. やや下がり、二拝二拍手一拝の作法でお参りします。
祝詞

私は、二礼二拍手一礼のあと、大祓祝詞(おおはらえのりと)か天津祝詞(あまつのりと)をCDを聞きながらですが唱えることがあります。

大祓祝詞は長いですので、天津祝詞を記載しておきます。

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高天原に神留坐す(たかあまはらにかむづまります)
神漏岐神漏美の命以ちて(かむろぎかむろみのみこともちて)
皇親神伊邪那岐大神(すめみおやかむいざなぎのおおかみ)
筑紫の日向の橘の小門の阿波岐が原に(つくしのひむかのたちばなのおどのあはぎがはらに)
禊祓給ひし時に 生坐せる祓戸大神等(みそぎはらひたまいしときに あれませるはらへどのおおかみたち)
諸々の禍事罪穢を(もろもろのまがごとつみけがれを)
祓へ給ひ清め給へと申す事の由を(はらへたまひきよめたまへとまおすことのよしを)
天つ神地つ神八百万神等共に聞食せと(あまつかみくにつかみやほよろづのかみたちともにきこしめせと)
畏み畏みも白す(かしこみかしこみもまおす)

 

※ひらがなは私的に読みやすくしてあります。

おみくじについて

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お御籤(おみくじ)を引いた際に、結びつけるかどうかで諸説があるようです。

厄を祓うために結びつける、よいお御籤を引いたときは、結びつけず持ち帰り大切にするという説もあります。

お御籤には、健康や学問、商売に関することことが神の言葉として書いてあります。

私は、吉凶を問わず、読み返して気を引きしめるために大切に持ち帰り時々見返すことをお薦めします。

お寺の参拝方法

  1. 山門の前で一揖(いちゆう)しましょう。
  2. 手水舎で身を清めます。
  3. ローソクを立て、お線香を上げます。
  4. 一揖し、お賽銭を入れて鈴を鳴らします。
  5. 胸の前で合掌して祈願します。
  6. 一揖します。

※拍手は打ちません。

お地蔵様のお参り方法

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とても気になり調べましたが、特に決まり事はないようです。

お地蔵様は事故や事件などがあった場所に立てられていることが多いそうです。

失礼の無いように心がけてお参りすれば、それで良いと思います。

お賽銭のこと

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私は、語呂合わせでお賽銭の額を決めています。

基本的に五円玉を常に持ち歩いていまして、「ご縁がありますように」と一枚または五枚二重にご縁がありますように」をお供えさせて頂いています。

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